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京劇の基礎知識 3.京劇のお約束カンタン解説 行当 「役柄」のこと。戯曲の長い歴史の流れの中、男女、年齢、性格、身分、地位といった人間が持つそれぞれの特徴をもってして分類、整理されていった。今では大きく分けて四つ、生・旦・浄・丑である。役者は小さい頃から基本的訓練を重ねてたのち、自分の条件に合ったひとつの行当を一生やっていく。また、舞台において群衆や兵士などのその他大勢を「龍套」と言う。
生 老生 中高年の男性役。ヒゲをつける。地声を使う。 紅生=関羽、趙匡胤専門の役は昔は独立してあったが今では老生や武生などがやっている。 武生 立ち回りをやる男性役。武将や侠客など。地声を使う。 小生 青年。地声と裏声を混ぜる。 まさに文武両道の文武老生、文武小生などという言い方もある。 旦 青衣 落ち着いた女性役。深窓のお嬢様や、良妻賢母といったおっとりした役柄。唱が中心。 花旦 細々と動き回るかわいい女性役。小間使いや市井の少女など。仕草が中心。 花衫 青衣と花旦の両方の性格を併せ持つ。 刀馬旦 鎧を纏う。女将軍など。仕草と唱のバランスは同じくらい。 武旦 動きやすい衣装を纏う。女侠客など。立ち回りが中心。 老旦 老女の役。地声でうたう。 浄 正浄=唱工花臉、銅錘花臉 高官などでも個性が強い。唱が中心。 副浄=做工花臉 将軍や侠客などでも剛毅、豪放な性格。仕草が中心。 武浄 立ち回りが中心。 とにかくこの行当はパワーが全開で常人にはない性格を表す。インパクトの強いメイクがそれを物語っている。 丑 文丑 たいていおどけている役柄が多いが、皆善人とは限らない。セリフ、仕草が中心。 武丑 性急な話し方や動きが滑稽で威勢がいい。立ち回りが中心。 |
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2002/09/01