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 北京、上海で京劇がみられる主な劇場

劇場

住所と電話番号

個人的ひとことコメント

長安大戯院

北京市東城区建国門大街7号

電話 010-65131307、65101309、65101310 

一階前方三分の一が茶席の立派な劇場。よく共産党の最高幹部も来る。
ガイドブックなどで引き合いに出される800元というチケット料金は
VIPがよく利用する二階席のボックス席のこと。

湖広会館

北京市宣武区虎坊路3号

電話 010−65318284、65329134

昔の劇場はこうだったのね〜と雰囲気が楽しめる劇場。
全部茶席。毎日公演あり。

梨園劇場

北京市宣武区永安路175号建国前門飯店内

電話 010−63016688(内線 8860)

一階前方から三分の二が茶席、後方と二階は普通座席。
みやげ物屋が充実。毎日公演あり。

正乙祠戯楼

北京市宣武区前門西河沿大街220号

電話 010−63033104

湖広会館と同じ感じ。全部茶席。

人民劇場

北京市西城区護国寺74号

電話 010−66181658

茶席無し。一年以上も閉鎖しての改修工事を経たにも関わらず、
ほとんど変わっていなかったとっても中国的劇場。
冬はコート着たまま見てください。

北京市工人倶楽部

北京市宣武区虎坊路7号

電話 010−63532594

茶席無し。人民劇場と同じく湖広会館とは違う意味で
昔ながらの北京らしい劇場。

逸夫舞台

上海市福州路701号

電話 021−63225294

茶席無し。すり鉢状で遠くからでもものすごくみやすい。
前の人の頭が邪魔でよく見えない、という悲劇は皆無。
個人的には一番好きな劇場。

北京へ観光、留学ならこちらのサイト<北京情報note>、京劇の公演予定が載っています。

 

中国の劇場での留意点

人民劇場の座席表の一部
(↑)人民劇場の座席表です。

ごらんのように真中から1番、
と始まって舞台向って右側が奇数、左側が偶数の番号です。
例えば「一排一号」と書いてあったら一列目のど真ん中、となるわけです。
中国の劇場の席順はたいていこうなっています。

中国では一番安いチケットを買ったり、知人などから入手して前方に座るといった人が多いです。
自分の席に人が座っていても、チケットを手にしていればアッサリどいてくれます。
茶席ではお茶の準備もあって係りの人がチェックしているのでこういうことはありません。
茶席で見る場合は係りの人に案内してもらいましょう。

劇場の様子

劇場や公演している劇の種類によって様子はさまざまなのですが、
京劇を上演するときの劇場の様子はどうかというと、
日本と比べて中国の人は一緒にうたったり、おしゃべりしたりしながら見る人が多いです。
でも最近は世代と時代が変わってきたためもあるのでしょう。静かに見ていることが多くなりました。
貧乏ゆすりをするひとも多いです。ものすごく揺れるので「地震?」とマジで思ったことが何度かあります。
中国では日本語の「貧乏ゆすり」にぴったり対応するような言葉はないようです。
また、座席にあまり段差がないので前の人の頭が邪魔でよく見えないということがよくあります。
こういう場合に限って前に座っている人は芝居の間じっとしていることも少なく、
前のめりに座られたときには頭がさらに邪魔になって殺意すら覚えることもあります、
というのはあくまで冗談ですが(笑)、困りますね。

あるとき、こんなことがありました。
芝居に見入っていると後ろから
「ギリギリギリギリ」
と、うるさい音が聞こえてきて一向に止みませんでした。
注意しようと何度も後ろを振り返ったのですが、
その音の正体も誰が出しているのかもサッパリわかりません。
結局、その耳障りな音に我慢しながら最後まで見ていました。
あとでわかったのですが、その音の正体はなんと
「虫」の鳴き声だったのです。
映画「ラストエンペラー」の最後の方のシーンに、
最後の皇帝・溥儀が小さい入れ物を開けるとコオロギが入っていて子供にあげる、
というのがあります。
中国では虫を飼うのはおじいちゃんたちの間ではポピュラーなのです。
後ろに座っていたおじいちゃんが虫を連れて観劇に来ていたわけです。
中国語で芝居をみることを、芝居を聴く「聴戯」なんていう言い方があります。
「なにも芝居を聴きに来て虫の鳴き声まで鑑賞することないのに」
と思う一方、
「劇場で預かってもらえるものなのかな?」
とも思いました。

Copyright(C)2002 meiyuan

2002/10/24
最新更新日2003/01/10

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