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コラム―演目解剖 革命現代京劇ってこんな感じ
今回は文化大革命に発展を遂げた「様板戯(模範的な芝居)」、革命現代京劇についてその内容を見ていきましょう。
大体において物語は勧善懲悪、共産党の指導のもと一般民衆が一致団結して敵を倒す!といった感じです。
鳩山さん、黒田さん、亀田さんは悪役・日本の軍人として名前が出てきます。観客たちがものすごく熱狂する中(紅灯記オリジナルキャスト再演のときは特にすごかった)、日本軍が悪役で登場するからといって、「周りに私が日本人だってバレたらリンチ?」なんてことはありませんので大丈夫。 最近はなんだか客席も落ち着いて静かな雰囲気に変わってきた感じを受けます。芝居はやはり俳優をみるもの。演じる俳優たちも世代交代しているからでしょうか。 共産党をたたえる唱詞も台詞も盛りだくさんです。 また、主人公が、「同志們(同志たちよ)!」と呼びかけるさまも気迫がみなぎり、絶対に負けないゾ!みたいな決め台詞には客席から「好(ハオ いいぞ)!」が飛びまくります。 悪役はいかにも悪役で、なかば道化でもあります。主人公サイドから裏切り者(奸漢)も出てきたりして物語を盛り上げます。 ただ、飛び道具としてピストルがよく使われるのは恐ろしいです。発砲するとこれまた大きい音がして、ホンモノではないとわかっていてもピストル自体が恐いし、舞台において事故が起きないかと心配でヒヤヒヤします。 労働者・一般民衆、彼らを搾取する敵、そこへ共産党員が登場して、敵を暗躍し、民衆を指導し、一致団結決起して敵を急襲(ここは大立ち回りが繰り広げられて)、最後には皆手に手を取ってバックには必ずと言っていいほど紅旗が翻って終幕。さながら天安門広場にある労働者たちの銅像の姿が舞台の上に表れます。 |
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2002/10/17